めくれた人

新宿バティオスという劇場は、上手の舞台袖が広くてそこで他の人のネタをちゃんと見れるから好きです。

上手というのはお客さんから見て右側のほうです。

今日もライブがあり、いろんな人のネタを見て笑った。みんな面白いですねホント。今さら何を言ってるんだと思われるかもしれないけれど今日特に感銘を受けたのは、やっぱランジャタイとかクロコップの荒木君の発想ですよね。最高ですよ。ランジャタイのネタは見ていると神話を紐解いて解りやすく現代版にしてくれてるというか、そういう価値観というか死生感というか、ネタを見た後に、ため息が出ちゃうよ。素晴らしく下らなくて。
荒木君は狂気をコツコツと積み重ねる事が出来て、これは中々出来る事じゃないんだけど、それは純粋な夢であり希望であり、言ってみればウォルトディズニーな訳ですよ。


こういう自分の発想の埒外にいる人を僕は捲れた人と呼んでるんだけど、どうすれば捲れるのか。
僕は起こった現象をありのまま描写するのが自分では割りと得意なのではないか、と思っている。つまり現実的なもの。これ多分女性的な考え方なんだと思う。その時に感得した感情とか。人の内面、これも現実的というか。現実的に突き詰めると理由がないというか。
一方、男性的な発想はもう事態が面白い。現象が可笑しい。僕はこれが苦手なんですね。

自分にないものは憧れてしまうのが世の常ですが、上手く捲って、調和させたいですね。

最初からそこが捲れた人もいれば努力で捲った人もいる訳で、上手く捲りたいです。


真面目な話をしてしまった。そんな日もあっていいか。んーこれは男性的ではないなあ