デートと風と素直
ブログを書くのが億劫な時は昔作った歌をのせるのが楽でいい。や、書かなきゃいいじゃん。と至極真っ当な事を言う人もいるかもしれないけれど、サボタージュするとずっとしてしまう質なので、自戒を込めて何かしら書く。
対になる歌なんで、今日は2曲。だから話は繋がってるし、コード4つだけシリーズ。
コードはずっとG,D,Em7,Cの繰り返し。capo1
『デートと風』
楽器の街で見た大学の地下の拷問器具。古本屋が並ぶ通りを曲がるとやたら美味しい下品なカレーがあって。電気の街に続く川沿いに赤茶けたレンガ造りの建物。あんなトコに住みたいって言ってたけど、あれは只の公衆トイレで笑った
ふたりの頬を春の温い風がなでていった
祭り囃子をかき消すくらいの突然の大雨に降られ銭湯。匂いにつられ入った高架下の汚い焼き鳥屋。ハーゲンダッツのラムレーズンとお気にの漫画の最新刊を買ってあなたはご機嫌だった。濡れた浴衣が不機嫌だった
私は、きっと、あなたの借りた映画は寝ちゃうよー、夏の夜風は気持ちいいからね
次はいつにするー。どこにいくのかなー。何をしたいかなー。もう、すごく楽しみだよ
動物園とか新宿御苑でピクニック!とかのそういう時に、お互いに作ってきたお弁当を交換するのが好きよ
知ったかぶりのオンパレード。評論家気取りのウザイ発言。美術館でのふたりの遊びは周りにとったら迷惑かもね
秋の風は少し強くて…。飛んでった帽子もちゃんと追いかけてね
服は何を着ようー。何食べたいかなー。天気はどうかなー。もう、すごく楽しみだよ
恵比寿で創作和食の個室なんて、無理しないで。
冬なのに窓の外、花火があがった。特別な日
コースがすごい量で、無理してでも全部食べたかったんだ。綺麗なイルミネーション。歩いてたら気分悪くて吐いちゃった。。。
涙ぐむ私にあなたは言った「街灯よりも色とりどりで綺麗なゲロだね!」って。0点過ぎるフォローに思わず泣き笑いのkiss
「最後に食べたハタハタの味がする」って、もう何ソレ!
頬を刺す、冬の風は、ふたりだと何だか、くすぐったいね
どこでもいいよー。なんでもいいからー。あなたとならさ、ただただただすごく楽しいから、これからも一緒にいてね
そして対になる歌はコチラ↓
ずっとD→Em7→F#m7→Bmの繰り返し。半音下げチューニング
『素直』
僕の事は忘れなよ。君の事は忘れたから
僕の事は忘れた方がいいよ。君の事は忘れたからね
わかり合えるって疑わなかった。そう信じてた
僕が子供で君は大人で、ただそれだけだった
互いに譲れないモノを持ち寄って交換出来たなら良かったんだけど、妥協点の探り合いで疲れてった
「ねえ、もうちょっと歩いてみない?」
無理。これ以上は1㎜も先に進めない
僕の事は忘れなよ。君の事は忘れたから
僕の事は忘れた方がいいよ。君の事は忘れたからね
500ポイント貯めると高級ブランドのキーケースと交換出来るっていうあのラブホテルのシステム。「宿泊が2ポイントで休憩が1ポイントだから誰も貯めることが出来ないじゃない!」って笑ってたけどいつもあそこに泊まってた
あのインド料理屋のサラダ覚えてる?ドレッシングがマンゴーとヨーグルトで出来ててすげー甘いんだけど普通に美味しくて「これはスイーツじゃない。ちゃんとサラダだ」って難しい顔で言ってた
たまにはロマンチックな事しようって夏の夜。どっかの校庭に潜り込んで寝転んで見た満点の星空。そしたら割りとすぐ流れ星「こんなにロマンチックだと何だか嘘くさい」ってずっと携帯いじってた
僕の見たかった映画は正直あんまりだったけど席を立つなり「すんごいツマンなかったね」って意地悪な笑顔。君の見たかった映画は普通に面白くてさ、勝ち誇った様な顔でケーキ奢らされた
僕の事は忘れなよ。君の事は忘れるから
え?僕の事は忘れた?なんて嘘さ。嘘さ。嘘だよね?
あの時、ああしていれば、こうしていたら、沢山の別れ道があったんだけど、振り返れば必ず一本の道だけだろ。今の自分もそんなに嫌いじゃないし
だから
君の事は忘れないよ。僕の事も忘れないでよ
君の事は忘れる訳ないよ
だって今もココにいるから
僕の価値観の奥の方。時折君が顔をチラつかせ、それを否定してたら自分を嫌いになっちゃうよ
…なんて、嘘。綺麗事だ。
話はもっと単純で
君を忘れられないよ。
君を忘れられないよ。
君を忘れられないよ。
忘れらんないよ
女の子の歌と男の子の歌すね。
ギターは簡単だけど唄うの難しめの歌なんで、弾ける方は自分なりに試してみて下さい
な。あー歌提供してえなあ