思ひ出ビュウビュウ

今朝、オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァと、空条承太郎ディオ・ブランドーの突き(ラッシュ)の速さ比べの音で目が覚めた。
何事だッ!?なんちゅう凄まじい音だッッ!と跳ね起きると、ジョジョもディオもいなくて、でも凄まじい音は鳴り続けていた。
正体は風だった。
本日の東京は凄まじい強風で、我が家は大通りに面しているので元々風は凄いのだけれどマジで窓ガラスが割れるかと思った。恐い。風は恐いね。

 

 


高校生の時、僕は自転車通学だった。家から分かりやすく安全な道を行けば自転車で20分程の場所に高校はあった。しかし遅刻しそうな時は、車の交通量の多い危険な細い道や住宅街を縫うように立ち漕ぎすれば7分で着く。みたいな、隠しルートなどもあり一時期はいかに最速タイムを叩き出せるか、新しいルートを!走法を!と模索して通学路を楽しむ等していたのですが、7分以上はどうやっても縮まらず、通学路に興味を失った僕はそれ以降、遅刻しようがタラタラと漕いで高校に向かうようになりました。

そんなある日、本日のようにとんでもなく風が強い日があった。家を出るときには雨は降ってなかったのだけれど、少し走ると雨がパラついてきて、うわーやっちゃった傘取りに帰ろうかな?と思ったけど面倒臭くてやめた。するとみるみる雨脚が強くなりアチャーと思って学ランを少し頭に被せるような感じで羽織り、急いで学校に向かう為に立ち漕ぎをした。
そこから最短ルートへ変更するには中途半端な場所で、僕は分かりやすく安全な道を急いだ。
途中、背の高いビルが両脇に建つ大通りがあり、そこは常にビル風が吹いているのでいつも強風ではあるものの、その日はとんでもない強風と相まって、凄まじいことになっており、しかも向かい風で、僕は透明なお相撲さんが目の前にたくさんいて進めません!つか肉塊、巨大な肉塊によって進めません!じりじりと押し返されます!昔の人はこれをヌリカベと呼んだのだろうかッ!みたいな感じで堪らず地面に足をついたくらいだ。
しかし雨脚は強くなる一方。ハンドボールで鍛えた脚力舐めんなよッッ!とエイヤッ!と力強くペダルを漕いだ次の瞬間。一際強い風が僕を直撃。僕の前に進もうとする力と、前ボタンを閉めずに学ランを上記の様に羽織っていたのでそれが帆のようになって互いの力が作用して、僕は自転車ごと宙に浮いた。


♪タラタータータータータラターターターテレテッテーテテーテーテータラタータータータータラターターターテレテッテーテテーテーテー♪タラタータータータータラターターターテレテッテーテテーテーテータラタータータータータラターターターテレテッテーテテーテーテー♪


そう、信じられないことに僕は空を飛んだ。自転車かごにはE.T.が乗っていなかったにも関わらずだ。刹那(1/75秒)の出来事だったけど、バランスを崩しつつも無事着陸。
怪我はなかったけれど一瞬にして全身から汗が吹き出た。恐ろしかった。とても恐ろしい経験だった。タラターターターターなどと爽やかな音楽でお届けしたけれど、それはそれは恐ろしかった。死んだと思った。
以降、僕は風を舐めない。風は恐ろしい。風が吹く日は無理しない。ということで寝坊して単独の稽古に遅刻。


そうです。今日も今日とて単独稽古。3月に入って1、3、4、5日と稽古して明日もする。
今日は構成や流れなど整理して、ネタの順番とか決めていたら全体像がくっきり定まり、ヤるネタも揃ったというか、あとは書いてもらうやつともう決まってるやつを清書すればいい感じに。あとはひたすら立ち稽古に専念出来る状態まで持っていけて良かったですね。


みなさんも風には気をつけて