七夕について

七夕。織姫と彦星が一年で一日だけ会えるという日で御座いますな。詳しくは知りませんが、これ、中国発祥のお話で中国の文化圏では大体そういう事になってるみたいですね。
2019年7月7日は雨が降っておりまして、そうすると織姫と彦星会えなかったねえ、なんて思いがちですが、これ、雨が降ってる方が会えた証拠らしいですね。会えて嬉しいふたりの嬉し涙が降り注いでいるらしい、と。ま、晴れてたら晴れてたで会えてると思ってるし、どちらにせよ七夕にはふたりは逢えてるって感じでロマンチックな日で御座いますよ。中国なんかではバレンタインデー的なニュアンスだったりするらしいですね。


まあ素敵なお話だし、僕は好きです。
記憶はあやふやなんですが、天の川渡ってくるんですよね?天の川いいですよね。
ちょっとwikiをコピぺしてのせますね

 

【中国・日本など東アジア地域に伝わる七夕伝説では、織女星牽牛星を隔てて会えなくしている川が天の川である。二人は互いに恋しあっていたが、天帝に見咎められ、年に一度、七月七日の日のみ、天の川を渡って会うことになった。】

 

なるほどなるほど。何となくの記憶と違いはありませんでした。良かった。
天の川。英語ではミルキーウェイって言うんですよね。ギリシャ神話に語源がありました。またwikiをコピぺしてのせますね

 


【ゼウスは、自分とアルクメネの子のヘラクレスを不死身にするために、女神ヘラの母乳をヘラクレスに飲ませようとしていた。しかし、嫉妬深いヘラはヘラクレスを憎んでいたため母乳を飲ませようとはしなかった。一計を案じたゼウスはヘラに眠り薬を飲ませ、ヘラが眠っているあいだにヘラクレスに母乳を飲ませた。この時、ヘラが目覚め、ヘラクレスが自分の乳を飲んでいることに驚き、払いのけた際にヘラの母乳が流れ出した。これが天のミルクの環になった。】

 

は?

え、欧米と価値観違いすぎるんですけどッ

ヤバ。何か怖いしッ。釈然としないしッ。嫌な感じしますよね。天の川母乳かいッ。キモ、なんかキモ。嫉妬とかヤバ欧米キモ。薬盛って寝てる間に母乳飲ませるプレイって何?キモ。ヤババ。欧米の価値観キモ。そら嫌だろヘラも。そんでどんだけ出るんだよ母乳。ヘラヤバ。やっぱ太古の昔から四つ足食ってるような奴らは発想がちげえや。

 


大昔の人が、夜空に浮かぶ天の川を見て、同じものを見ているのに全然違う事考えてたんだ!と思うと面白い。やはり僕は日本人だし東アジア人なので、織姫と彦星の話の方が断然好きだ。

 

僕は生まれも育ちも神奈川県川崎市なので、夜空に星は見えずらい。
初めて天の川を見たのは忘れもしません、高校3年生の夏でした。
夏休み、僕は大学受験もしないので暇でした。なので独りで富士山に登ることにしたのです。
山頂の山小屋で宿泊。その当時トイレは山小屋の中になくて、外にあって、夜中トイレに行こうと僕は山小屋ササッと抜け出して外に出ました。
外灯なんぞはありません。懐中電灯も持ってなかった。なのに、外はめちゃくちゃ明るかった。不思議でした。空を見ると、一面に広がる天の川。近すぎて溺れるかと思いました。


気がつくと、僕は寝転がり涙を流していました。

 

は?

キモ。え、感受性強すぎない?YJヤババ。圧倒的自然を前にひとり泣いてる自分、絶対好きじゃん。ヤバ。なになになに?ってか高校生でひとり旅キモ。それが富士山てベタ。そんで?帰りの予定たててないで登りと違う登山口から降りちゃって、どうしようってなってたら、山頂で知り合った大学生がたまたまいて、帰り車のせてもらったの?キモ。温泉なんか寄っちゃったりしてヤバ。可愛い女子大生二人組なら両手に花で素敵なロマンスだけど、男二人組だったし今思えば彼らはカップルかもしれず、やたらと親切だったのもなんかそういうことかもしれないし、この前パッと入った新中野のバーが、やったらめったら鯨鯨しくて、マスターも客も距離感バグってるというか、吐息がかかる距離でお喋りしてるっていうか、つかマスターピンクのショーパンのスキンヘッドて。喋り方も来たね、とか、そうなの?とか男らしいまま男が好きな感じというか、ある意味四ッ谷三丁目の昔のサンミュージックの事務所があったビルの隣の隣にある宇宙村の主人みたいな喋り方だなって思ったけど、それとは胡散臭さの種類が違うというか、気がつくと俺の隣に髭むくじゃらの外国人立ってて、ワワッ、天の川を母乳だと思ってるやつじゃん!太古の昔から四つ足食ってる発想のやつじゃん!ってなって距離感バグってるし、俺は一杯飲んですぐ出たんだけど、去り際のマスターの良い夜を~が耳の襞にこびりついて離れないというか七夕に俺の織姫に会いたかったの。

 


なんか今日の日記、後半、純文学みたいになっちゃった。