夢の話。寝てる時のほう

午寝を一時間ほどしようとしてアラームを設定して寝た。そういう少し寝るときに、二度寝だったりする時によく夢を見る。

 

今日は、銀座で迷子になる夢を見た。

 

過去見た夢と現在見た夢が繋がっていたり同一だったりすることがよくあるんだけど、これはみんなあることなんだろうか?

こんなこと言うと、無責任な人生故にまたファンシーなことを宣ってるんですけどコイツうーと思われるかも知れないけれど、ないですか?

まあ夢を見ているのはいつだって自分自信な訳だから考えてみたら何もおかしい事はないんだけど、夢でしか見たことのない場所が何度も出て来たり、夢で過去にした行為が現在に引き継がれていたり、過去の夢で得た能力はそれ以降ずっと使えたり、なんというか説明が難しい。


具体的に今日の事例を説明すると、僕は左胸のところに脇腹と肋骨の下から2番目くらいまでの範囲にタトゥーがはいっている。これは一見、獅子が獲物を補食している図に見えるが実は地図になっている、というタトゥーだ。これは大分昔に、プリズンブレイクという海外ドラマにハマっていた時に分かりやすく見た夢だ。お恥ずかしい。
プリズンブレイクを見ていない方に簡単に説明すると、無実の罪で収監された兄を脱獄させる為に脱出経路を身体にタトゥーとして隠して自らも同じ監獄に入る弟の話だ。

この過去の夢でいれたタトゥーが、今日の夢でもはいっていた。
今日の夢は、急いでいるのに銀座で迷子になり、とくに駅の中で乗り換えに右往左往して同じところに何回も出てしまい、焦っている時ほど構内の地図は発見出来ず進退窮まった時、ああそうじゃん!胸に地図ほってるじゃん!と思いだし無事脱出出来た。

僕の胸のタトゥーは銀座の駅構内の地図だった。衝撃の事実で少しショックだった。


僕はよく空を飛ぶのだけれど、これは無制限に飛べる訳ではなくて技術が必要だ。
どういうことかというと、飛ぶというより、重力が少し軽いというか、ふうわりと浮くというか、ジャンプしたら少し滞空時間が尋常より長い程度なので、建物や木を蹴るタイミングや、風を上手く掴まなければ飛ぶという行為には程遠く、身体の捻りや反転、傾ける角度によって滞空時間が大幅に変わる。
夢なのだから、無制限に飛びたいものだけど、こういうややこしい飛び方なので技術が必要で、上記の条件というか技術も何度も飛ぶ夢を見て少しづつ修得していったものだ。

コントロールが出来なくなるので風が強い日に飛ぶのは危険で、そのままかなり上空まで飛ばされて、そのまま目が覚めたこともある。酷い恐怖だ。

今日も、無事銀座駅から脱出出来た僕は、急いでいたので飛ぼうと思ったが風が強いので危険だなと思ったけど如何せん急いでいるので信号待ちを飛んで回避しようとしたら風にあおられて建物と建物の間にスポリ嵌まってしまい難儀した。
つまり夢の中で僕が飛べるのはいつしかテンプレというか、基本のスペックとして組み込まれているのだ。


現実では訪れたことのない風景が何度も出てくる事がある。僕の場合は、左右は森林に囲まれた緩いカーブのコンクリートで舗装された坂道と、住宅街にある寂れた公園だ。
これらは別々の場所にあって、セットで出てくる訳でもなくて、しょっちゅう出てくる訳でもなくて、時折ポッと出てくる。これが一時期なら分かるんだけど、もう幼少の頃からたまに出てくる。


今日も何とか建物と建物の間にスポリ嵌まってしまったのを身体を捻り捻り何とか抜け出すのだけど、この時間というか描写というかが滅茶苦茶長く執拗だった。
嵌まった側とは違う方から何とか抜け出すと、銀座だったのにそこは左右は森林に囲まれた緩いカーブのコンクリートで舗装された坂道で、夢特有の矛盾を矛盾と思わない感じで、とにかく急いでいたので僕は坂道を駆け上がると、そこに目的地があった。

目的地に早くいかなければいけない、という感覚だけあって、目的も場所も分からず急いでいたのだけれど、目的地に着くとそこが目的地だとすぐにわかった。

公衆トイレだった。


そこで目が覚めて、僕はトイレに行って勢いよく放尿した。気持ち良かった。
放尿し終えて、レバーを引き水を流そうとした時、ベッドの方で、一時間経ちましたよという合図のアラームが鳴り、僕はああ良かった間に合ったなと思った。

 

まあ、その感覚も夢特有の矛盾なんだけども。