すぐ触っちゃう

僕は子供の頃から割とすぐ触っちゃう。俺すぐ触っちゃうのよ。touch癖というか。すぐ触っちゃうってのはどういう事かというと、あまり見たことなかったり珍しい壁とか、こんな感触だろうなと予想して触った壁が予想通りだと安心したり思ってた感触との違いを楽しんだり、手すりや葉っぱや樹木や石、壁から突き出た棒、直立する棒、網、服を選ぶ時もとりあえず触っているし書店でも本を手にとり感触がいいと、気になる。意識していても無意識でも触っちゃう。
大人になってから子供みたいなことしないで、と怒られたこともあり恥ずずーであるのでやめれば良いのだけれどそんなにやめる気もない。ウハ。

さらに目も悪いので、おや!という感触のものに触った時は、相当近づいて見てしまう。すると怪しさがビンビンになってしまうので、人と一緒なら良いのだけれど、独りの時は少し気を張って触らないようにしているときもある。偉い。

そんでもって、色んなものを触った手でパンをちぎり食べる、グミを掴んで食べる等してしまったりする。手を洗えば良いのだけれど、なんというか心のどっかに、ある程度の毒も摂取していきたいというか、健全な肉体を得るにはある程度の毒も必要だと思っているふしがある。

よく三秒ルールなんて言うけれど、僕は地面に落ちたものも結構食べちゃう。つうか、三秒も地面に落としたままにしとかないというか、三秒あったら人は2、30mくらい移動できるもんで、そんなに長い間地面に落ちているものは流石に躊躇する。こんなことを言うと、イヤイヤ落ちてる時間は関係ないから。落ちた時点でOUTだから等と賢しげに宣う輩が湧いてくるが、そんな輩には我が相方松崎君の至言「地球はテーブルなんよね」をプレゼントしよう。

 

まあ、基本的に薬もあまり飲まないし、そういう何て言うの、人間に備わった免疫力?というかそういものを信用しているし育んでいこうよ!という考えの基に生活しているのだけれど、そうは言ってられない事態である。


先日、杉並区でもついにコロナが出てしまった。しかも家の近所。さらにその病院の最寄り駅は丸ノ内線しか通ってなくて、丸ノ内線しかほぼ使わない僕としては心底ビビる。ポケーと過ごしてた数日前が懐かしい。アメリカで流行していたインフルが実はコロナかもというニュース見て、ようやくビビった翌日にこのニュースである。俺は自分がこんなにビビりだと思わなかった。ビビりはじめるとnegativeが止まらないというか、ペストとかスペイン風邪とか人類を屠りまくった疫病あるけど、この医学の発達した現代において致死率2%って、じゃあ上に上げた時代だったらコロナもっとヤバイんでないの?とか思ったりして、アワアワしちゃったりしてヤレヤレもっと精神的にTOUGHな男になりたいものです。

とはいえ、手洗い・うがい・マスクの着用はこれからちゃんとしていこうと思う。

なぜなら、すぐ触っちゃうのはやめられないので。